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近藤れん子の実用新案特許洋裁用具
Curve-Ruler
祖馬 Jannette
Neck-Gauge&肩落度計測器
ヌーベルダミー
立体裁断の実用書
製図用紙

「立体」とは三次元的な形をいい、この場合、人間のボディーを意味します。
「裁断」とは布をハサミで裁つことをいいます。すなわち、「立体裁断」とは人台に布を巻きつけて思いどおりの形に裁っていくというのが一般的な解釈であり、ドレーピングといわれています。
日本の婦人服導入は1884年(明治17年)の鹿鳴館時代が最初ですが、これは単なるパリの模倣に過ぎず日本の婦人服文化の第一号は明治45年頃の原型製図(渋谷梅子考案)かと思われます。(飯島偉孝「服装大百科事典」より文化出版局)
しかし、これは1839年英国から米国に渡った製図法を基本として日本人体型にアレンジしたもので、採寸法は簡単でバストだけを基準にした割り出し製図法です。だが、女性体型はデリケートで凹凸が随所にあり、さらに近年は体型も多様化し修正が不可欠の状態ですが、長い間、寸法だけを頼りに製図化して来たパターン作りの習慣のため、一般的に修正技術が不足しています。人間の体躰に似た人台にトワルを合わせて作る立体裁断法は、製図の構造など知らなくても服作りは容易です。
但し、最も大切な条件は『服のイメージが明確であり、美しいゆとりと醜(みにく)い皺(しわ)を見分けられる審美眼』の養成こそ、婦人服では何よりも必要な勉強法でしょう。
パリのオートクチュールのアトリエの棚には顧客の人台が並び、その人台に合わせてパターンを作ります。
布地の仮縫いは通常3回。仕立て代は別格ですが、正確で美しいフォルムです。

「近藤れん子の立体裁断と基礎知識」発売元:モードエモード社 より
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